TikTokのインフルエンサーにPRを頼もうとすると、TikTok公式の仕組み、インフルエンサーのプラットフォーム、キャスティング会社、クラウドソーシング、本人へのDMと選択肢が多く、どこに依頼すればよいか迷いやすくなります。この記事では、15の依頼先を「誰が起用する人を選び、誰が進行し、何にお金を払うか」で5つの型に分け、料金とTikTokでの対応を2026年11月3日時点の各社公式サイトの表記で比較しました。出典のない相場ではなく公式の表記で並べているので、2〜3社に絞り込む材料として使ってください。

この記事の要点

  • TikTokのインフルエンサーへの依頼先は、TikTok公式の仕組み・プラットフォーム・キャスティング会社・クラウドソーシング・本人への直接連絡の5つの型に分かれます。型によって、起用する人を選ぶのが自社か担当者か、何にお金を払うかが変わります。
  • 企画から任せたいならキャスティング会社、TikTokの画面で起用から広告配信までまとめたいならTikTok Oneが出発点です。自社で人を選んでTikTokの投稿を複数人に依頼し、売上まで測りたいなら、月額定額のプラットフォーム(例:Bloom)が候補です。
  • TikTok公式のTikTok Oneでは、ダイレクト招待・一般公募・招待リンクの3つの方法でクリエイターに依頼できます。ダイレクト招待と一般公募では、報酬はTikTok One上で決済され、動画の公開後にクリエイターへ送金されます(TikTok for Businessのヘルプ)。
  • 2026年11月3日時点の公式表記では、プラットフォームは月額3万〜6万円の定額か基本無料(報酬や手数料が別にかかるものもあります)、キャスティング会社はFind Modelが最低20万円より、Influencer Japanが最低予算10万円〜で、ほかの4社は見積もりです。
  • どの依頼先を使っても、景品表示法のステマ規制に沿ったPR表記と、TikTokの商用コンテンツ公開設定が必要です。なお、「TikTok マーケティング 会社」で見つかることの多い運用代行(自社アカウントの運用)は、インフルエンサーへのPR依頼とは別のサービスです。

TikTokのインフルエンサーに依頼する5つの方法

TikTokのインフルエンサーに依頼する方法は、TikTok公式の仕組みを使う、プラットフォームで募集する、キャスティング会社に任せる、クラウドソーシングで探す、本人に直接連絡する、の5つです。TikTokのインフルエンサーへのPR依頼とは、企業が報酬や商品、売上に応じたコミッションを対価として払い、クリエイター自身のTikTokアカウントで商品やサービスを紹介する動画やLIVE配信を投稿してもらうことです。5つの方法は、起用する人を誰が選ぶか、投稿までの進行を誰が担うか、誰にお金を払うかが違います。料金の安さだけで比べると、社内に残る作業の量の違いを見落としやすくなります。

5つの依頼先の違い

次の表は、5つの型の仕組みと料金の形を、この記事で比べる15のサービスとあわせてまとめたものです。料金の例は2026年11月3日時点の各社公式サイトの表記です。

依頼先の型仕組み主な料金の形(公式表記の例)この記事で比べるサービス
TikTok公式の仕組みTikTokが用意した画面で、クリエイターを探して依頼し、投稿や販売の紹介まで進めますTikTok Oneは広告主の利用料の記載なし。TikTok Shopアフィリエイトは売上に応じたコミッションTikTok One、TikTok Shopアフィリエイト
プラットフォーム案件を公開して応募を集め、起用する人を自社で選びます月額定額(月額3万〜6万円)、または基本無料+1案件ごとの有料プラン。報酬や手数料が別にかかるものもありますBloom、トリドリマーケティング、Beee、Woomy Casting、Find Model Circle
キャスティング会社・代理店担当者が候補の提案から交渉・進行までを担いますフォロワー単価と最低予算、または見積もりFind Model、TORIHADA、サイバー・バズ、UUUMマーケティング、THECOO、Influencer Japan
クラウドソーシング個人のTikTokerや事業者に、仕事として募集・発注します依頼そのものは無料と案内し、合意した報酬を払う形クラウドワークス、ランサーズ
本人への直接連絡DMやプロフィールの連絡先から、本人に依頼します仲介の手数料はかからず、報酬と条件は本人と決めます(サービスなし)

1つの会社が複数の型を持つこともあります。Find Modelは、専任担当者が人選するキャスティングと、月額定額で自社が募集するFind Model Circleの両方を提供しています。Woomy Castingも、基本無料のプランとは別に、候補選びを任せられるおまかせプランを用意しています。

キャスティング会社と混同しやすいのが事務所です。キャスティング会社は複数の事務所や個人のクリエイターから候補を提案する会社で、事務所(MCN)は所属するクリエイターの活動を管理する会社です。たとえばTORIHADAは、ショートムービーのクリエイターが所属する「PPP STUDIO」を持ち、キャスティングと事務所の両方の役割を担っています。

起用したいTikTokerが事務所に所属している場合は、本人ではなく事務所が依頼の窓口になることがあります。窓口になる相手、条件を決める人、報酬の受け取り先、競合する案件の制約を先に確かめ、本人と事務所に別々の条件を伝えないようにします。事務所経由と個人への依頼の違いは、次の記事で詳しく比べています。

参考記事:インフルエンサーの事務所所属と個人起用の違いと選び方

誰が選び、誰が進め、誰に払うか

依頼先を選ぶときは、起用する人を選ぶ人、連絡と進行を担う人、お金を払う先の3つを先に確かめます。この3つが分かれば、社内でどれだけの作業が必要になるかが見えてきます。

依頼先の型起用する人を選ぶ連絡と進行お金を払う先社内に残る主な作業
TikTok One自社(ダイレクト招待・一般公募・招待リンク)自社がTikTok One上で動画の確認・承認・公開を管理(パートナーとのコラボレーションでは代理店)TikTok One上で決済(招待リンクはオフラインで支払い)招待、価格交渉、動画の確認
TikTok Shopアフィリエイト自社が指名(ターゲットコラボ)、またはクリエイターが商品を選ぶ(オープンコラボ)クリエイターが招待を承諾し、商品をショーケースに追加売上からクリエイターへコミッション商品、手数料率、無料サンプルの設定
プラットフォーム自社(応募者から承認)プラットフォームのチャットで自社が進行(Bloomは返信・確認・リマインドをAIが代行)運営会社へ利用料、インフルエンサーへ報酬(運営会社がまとめて払うサービスや、報酬に応じた手数料がかかるサービスもあります)案件の作成、選定、投稿内容の確認
キャスティング会社・代理店担当者が提案し、自社が決定担当者が交渉・進行キャスティング会社目的と予算の共有、内容の確認
クラウドソーシング自社(応募・提案・出品から選ぶ)自社が本人とやりとり各サービスの仕組みを通じて本人へ募集から確認までほぼすべて
本人への直接連絡自社自社本人、または所属事務所すべてに加えて、取引条件の明示と請求の管理

TikTok One、プラットフォーム、クラウドソーシングでは、起用する人を選ぶのは自社です。キャスティング会社は担当者が候補を出しますが、最終的な決定と投稿内容の確認は自社が行います。本人への直接連絡は手数料がかからない代わりに、すべての作業と取引条件の管理を自社で担います。

運用代行・TikTok広告との違い

TikTokの運用代行は、企業の公式アカウントの投稿を代わりに企画・制作・運用するサービスで、インフルエンサーへのPR依頼とは投稿するアカウントも目的も違います。「TikTok マーケティング 会社」で調べると、運用代行の会社や、その比較記事が多く見つかります。インフルエンサーのフォロワーに商品を紹介してもらいたい場合は、この記事の15の依頼先が比較の対象になります。

施策投稿するアカウント主な依頼先向いている目的
インフルエンサーへのPR依頼クリエイター本人のアカウントこの記事の15の依頼先フォロワーへの紹介、口コミやUGCの広がり、売上に連動した紹介
TikTokの運用代行自社の公式アカウント運用代行会社、クラウドソーシングの個人自社アカウントのフォロワーと投稿の蓄積
TikTok広告(Spark Adsなど)広告として配信(クリエイターの投稿を使う場合は本人の承認が必要)自社の広告マネージャー、広告代理店配信量とターゲティングの管理

インフルエンサーの投稿は、本人の承認を得てSpark Adsとして広告配信にも使えます。PR依頼と広告を組み合わせる設計や、費用の相場と予算の組み方は、次の記事で詳しく解説しています。

参考記事:TikTokインフルエンサーマーケティング完全ガイド【費用と進め方】

比較の前提と調べ方

この記事の比較は、2026年11月3日に各社とTikTokの公式サイトを開いて確認した記載だけをもとにしています。口コミや他社の比較記事に載っている数字は使っていません。

調査の時点と出典

調査は2026年11月3日に、各社の公式サイト、TikTok for Businessのヘルプと公式ブログ、TikTok Shopのセラー向けの公式ヘルプを実際に開いて行いました。画面を読み込んでから表示されるページは、ブラウザで描画した状態の表記を確かめています。各社が自社について書いている順位や規模の言い回しは比較に使わず、件数や人数は「公式サイトの表記」として示しています。

TikTokの公式ページには、更新日が書かれているものがあります。この記事では、広告主向けのTikTok One(2026年6月更新)、TikTok Oneでのプロジェクトの作成方法(2026年3月更新)、商用コンテンツ公開設定(2025年9月更新)のヘルプと、2025年11月10日と2026年8月19日に公開されたTikTok for Businessの公式ブログを使っています。

料金と税の表記

金額は公式の表記どおりに載せています。税別・税抜の表記も公式の書き方に従い、税の表記が見当たらないものには「税表記なし」と添えました。「税表記なし」は、税込か税別かを公式サイトから判断できなかったという意味です。

料金を比べるときは、インフルエンサーへの報酬が利用料に含まれるのか、別にかかるのかも確認が必要です。たとえば、Woomy Castingのおまかせプランは1案件5万円(税抜)とは別にインフルエンサーへの報酬が実費でかかり、トリドリマーケティングは別途PR商品の無償提供が必要と書いています。月額定額、フォロワー単価、最低予算、コミッションは、そのままでは同じ物差しで比べられないため、次の章で料金の形ごとに整理しました。

掲載を見送ったもの

TikTokの運用代行を専門にする会社は、PR依頼とはサービスの中身が違うため、この記事の比較には入れていません。また、公式サイトでTikTokのPR依頼についての記載を確かめられなかったサービスも見送りました。比較記事で名前が挙がるサービスの中にはすでに提供を終えたものもあるため、公式サイトで提供が続いていることを確かめたものだけを載せています。

TikTokのクリエイターが所属する事務所は数が多く、企業からの依頼の窓口や料金を公式サイトで確かめられないところもあります。そのため事務所は個別には並べず、キャスティング会社の章で、事務所を通して依頼するときに確かめることとしてまとめました。

TikTokのインフルエンサー依頼先15選の比較一覧

15の依頼先を2026年11月3日時点の公式表記で並べると、TikTok公式の仕組みが2つ、プラットフォームが5社、キャスティング会社・代理店が6社、クラウドソーシングが2社です。表は依頼の型ごとに並べており、掲載順は優劣を示すものではありません。

料金の形と表の読み方

料金の形は、売上に応じたコミッション、月額定額、基本無料+1案件ごと、フォロワー単価と最低予算、見積もりの5つに分かれます。同じ「5万円」でも、毎月払うのか、1案件ごとに払うのか、フォロワー数に応じて増えるのかで意味が変わります。

料金の形公式表記の例(2026年11月3日時点)比べるときの注意点
売上に応じたコミッションTikTok Shopアフィリエイト(手数料率はセラーが決める)TikTok Shopに出店していることが前提です。固定の報酬を上乗せする場合は、別に条件を決めます
月額定額Bloom 月額30,000円(税別・12ヶ月プラン)+現金報酬の案件は別途プラットフォーム手数料(ギフティングのみは対象外)、トリドリマーケティング 月額5万円(税抜)、Beee 月額5万円~(LPに税表記なし)、Find Model Circle 月額50,000円(税別)何人起用しても月額が同じ形が中心です。契約期間と一括払いの有無、報酬や手数料が月額と別にかかるかを確認します
基本無料+1案件ごとWoomy Casting 0円(おまかせプランは1案件5万円(税抜)+報酬は実費)使わない月の固定費はかかりません。どこまで代わりに進めてくれるかはプランで変わります
フォロワー単価・最低予算Find Model TikTok 2.0円〜(税抜)・最低20万円より、Influencer Japan フォロワー単価1円〜・最低予算10万円〜起用する人のフォロワー数で金額が決まります。二次利用などの追加料金も見ます
見積もりTORIHADA、サイバー・バズ、UUUMマーケティング、THECOO(公式サイトに金額の記載なし)企画・人選・進行・報告のどこまでが見積もりに入るかを確かめます

メガ・ミドル・マイクロ・ナノといったフォロワー規模の呼び方や区切り方は会社ごとに違い、TikTokが定めた分類ではありません。Find Modelの料金表では、Instagramはナノ(1万〜3万)・マイクロ(3万〜10万)・パワー(10万以上)・タレントで単価を分けていますが、TikTokは「フォロワー単価2.0円〜」の1つの表記です。依頼する人のフォロワー数と人数、投稿の本数を同じ前提にそろえて、各社に見積もりを依頼すると比べやすくなります。

この後の比較表では、各列で次の点を見てください。

比較表の列見るポイント
依頼の型TikTok公式・プラットフォーム・キャスティング会社・クラウドソーシングのどれかです。型で、社内に残る作業の量が決まります
料金(公式表記)月額・1案件ごと・フォロワー単価・コミッション・見積もりのどれかです。税の表記と、報酬や手数料が別にかかるかもあわせて見ます
TikTokでの対応(公式表記)TikTokのPRについて公式サイトに書かれていることです。ショート動画・ライブ配信・TikTok Shopのどれに対応するかを確かめます
起用する人の選び方と進行起用する人を自社が選ぶのか担当者が提案するのか、連絡や確認をどこまで任せられるかを見ます
出典確認した公式ページです。契約前の最終確認は、ここから各社の最新の表記で行います

TikTokの施策全体の予算の組み方や、投稿料と広告費の配分の考え方は、TikTokインフルエンサーマーケティングの完全ガイドで解説しています。

参考記事:TikTokインフルエンサーマーケティング完全ガイド【費用と進め方】

15の依頼先の比較表

表は横にスクロールして読めます。薄い色の行(BloomとInfluencer Japan)は、どちらも株式会社ハーマンドットが運営するサービスです。最新の料金と条件は、出典欄のリンクから各社の公式サイトで確認してください。

サービス運営会社依頼の型料金(公式表記)TikTokでの対応(公式表記)起用する人の選び方と進行出典
TikTok One(Creator Marketplace)TikTok(TikTok for Business)TikTok公式(クリエイターへの制作・投稿の依頼)広告主の利用料は公式ヘルプ・公式ブログに記載なし。クリエイターへの報酬は、ダイレクト招待・一般公募ではTikTok One上で決済して留保し、動画の公開後にクリエイターへ送金(招待リンクはオフラインでの支払い・価格設定のみ)TikTok公式のクリエイティブプラットフォーム。Creator Marketplaceは「ブランドとクリエイターのコラボレーションを支援する公式プラットフォーム」自社がダイレクト招待・一般公募・招待リンクで依頼し、動画の確認・承認・公開を管理。対応地域ではパートナー(代理店)に任せるモデルもある広告主向けのTikTok One
プロジェクトの作成方法
公式ブログ
TikTok ShopアフィリエイトTikTok ShopTikTok公式(売上に応じたコミッションでの紹介)売上に応じたコミッション。手数料率はセラーが決める(画面の推奨コミッション率は参考値)。オープンコラボはサインアップ時にカテゴリーの標準的成果報酬率が適用TikTok Shopのセラーが使う仕組み。クリエイターがショート動画またはLIVE配信で商品の販売を支援オープンコラボは全クリエイターが商品を選べる。ターゲットコラボは自社が指名して招待し、クリエイターが承諾して商品をショーケースに追加TikTok Shopアフィリエイトとは
アフィリエイトコラボ
Bloom株式会社ハーマンドットプラットフォーム(公募・AIがマッチ度順に並べる)12ヶ月プラン 月額30,000円/6ヶ月プラン 月額40,000円/3ヶ月プラン 月額50,000円(いずれも税別・契約期間分を一括払い)。初期費用0円・採用数無制限・最低契約期間3ヶ月。現金報酬の案件は別途プラットフォーム手数料(ギフティングのみは対象外)TikTokのショート動画・ライブ配信・TikTok Shopに対応。TikTok Shop連携の成果報酬型案件にも対応案件の作成と起用する人の承認は自社。AIが応募への返信・初稿チェック・リマインド・インサイトの回収を代行。報酬はBloomがまとめて支払い(手数料は料金の欄のとおり)公式サイト
料金
トリドリマーケティング(toridori marketing)株式会社トリドリプラットフォーム(公募)店舗PRプラン 月額5万円(税抜)/通販PRプラン 月額6万円(税抜)。初期費用は「かかるケースもあります」(金額の記載なし)。別途インフルエンサーへPR商品の無償提供が必要「Instagram・TikTok対応」(公式サイトの説明文)募集ページに手を挙げてもらう形式で、自社が採用。報酬は原則として提供する商品のみ(オプションで報酬を設定可)公式サイト
料金・プラン
Beee(ビー)株式会社ADVATECプラットフォーム(公募)月額5万円~(LPに税表記なし)。何人採用しても月額固定「Instagram・TikTokを中心に」(公式サイトの説明文)自社が採用。複数SNS・動画形式での投稿費用や、フォロワー数に応じた追加費用は発生しないと記載公式サイト
Woomy Casting(ウーミーキャスティング)株式会社Woomyプラットフォーム(公募・基本無料)初期費用・月額費用・インフルエンサーへの報酬手数料・投稿素材の二次利用料はすべて0円。おまかせプラン 1案件につき何名採用しても5万円(税抜)、インフルエンサーへの報酬は別途実費。完全おまかせプラン 1案件8万円と別途インフルエンサー報酬(税表記なし)対応SNSにInstagram・YouTube・TikTok・X(Twitter)を記載無料プランは自社で採用。おまかせプランでのクライアントの作業は、原則として候補者の最終確認のみと記載公式サイト
Find Model Circle(ファインドモデルサークル)ソーシャルワイヤー株式会社プラットフォーム(公募・定額)初期費用0円・月額50,000円(税別)「Instagram、X、TikTokなど希望するSNSの種類」を案件ごとに設定できると記載自社で案件を出し、インフルエンサーと何人とつながっても定額。インフルエンサーはeKYCで本人確認公式サイト
Find Model(ファインドモデル)ソーシャルワイヤー株式会社キャスティング(専任担当)TikTokはフォロワー単価2.0円〜、二次利用(リポスト/シェア含む)は基本料の20%(いずれも同社への支払い金額・税抜)。FAQに「最低20万円よりお受けしております」「Instagram、TikTok、X(旧Twitter)、YouTubeなど主要SNSに対応可能」(FAQ)13,800人以上の登録インフルエンサーから、専任担当者が人選公式サイト
料金
TORIHADA(トリハダ)株式会社TORIHADAキャスティング+クリエイター事務所公式サイトに金額の記載なし(問い合わせ)TikTok・YouTube・Instagram等で最適なクリエイターを起用すると記載。縦型動画クリエイターのエージェント「PPP STUDIO」を有する担当者が企画と起用するクリエイターを提案公式サイト
サイバー・バズ株式会社サイバー・バズキャスティング+総合支援公式サイトに金額の記載なし(問い合わせ)Instagram・X・TikTok・YouTube・LINEなどのマーケティング支援。縦型ショート動画に特化した組織「タテラボ」がインフルエンサーアサインも担う担当者が提案・進行。縦型ショート動画に特化した独自のキャスティングツールを持つと記載公式サイト
UUUMマーケティングUUUMマーケティング株式会社キャスティング+総合支援公式サイトに金額の記載なし(問い合わせ)「TikTokプロモーション」として、プラットフォームのトレンドを捉えたショート動画の発信を掲げる約10,000組以上のネットワークから担当者が人材を選定公式サイト
THECOO(ザクー)THECOO株式会社キャスティング+総合支援公式サイトに金額の記載なし(希望にあわせた企画案やキャスティングリストを提示)「TikTokでのタイアップ投稿、ライブ配信など」の施策を支援すると記載担当者が企画案とキャスティングリストを提示公式サイト
キャスティング
Influencer Japan(インフルエンサージャパン)株式会社ハーマンドットキャスティング(直接アサイン)最低予算10万円〜、フォロワー単価1円〜(税表記なし・契約期間が長いほど単価が下がると記載)Instagram・TikTok・YouTube・Xを中心に、海外施策ではWeibo・REDにも対応データベースからAIで候補を絞り、専門家が選定。リーチ・インプレッション・エンゲージメント率・CVを全件レポートで開示すると記載公式サイト
クラウドワークス株式会社クラウドワークスクラウドソーシング「発注手数料無料」(TikTokerの発注ページの説明文)ショート動画の企画・制作、出演、アカウント運用代行などを依頼できると案内自社が募集・選定し、ワーカー本人とやりとりTikTokerの発注ページ
ランサーズランサーズ株式会社クラウドソーシング「依頼は無料です(オプション利用を除く)。費用が発生するのは、仕事が完了した場合のみ」(同ページのFAQ)「インフルエンサーマーケティング(TikTok)」のカテゴリで、依頼相談・無料見積もりができると案内自社が出品者を選んでやりとり。納品が完了するまでランサーに報酬は支払われないと記載インフルエンサーマーケティング(TikTok)

株式会社ハーマンドットのサービス

TikTokのPRを、応募から売上の計測まで:Bloom

TikTokのショート動画・ライブ配信・TikTok Shopの案件に対応し、TikTok Shop連携の成果報酬型案件にも対応しています。発送・初稿確認・投稿・成果確認まで、すべてBloomの画面で進められます。

  • AIで進行を自動化:応募への返信・初稿と投稿のチェック・リマインド・インサイトの回収をAIが代行し、判断が要るものだけ担当者に回します
  • AIがPDCAまで回す:実施結果から効果の高かった投稿を分析し、その分析をもとにインフルエンサーごとに投稿の作成指示・修正指示を出します
  • ASPを丸ごと内蔵:インフルエンサーごとの計測リンクでクリック・購入・売上を人ごとに計測します。成果計測ツールの別契約は要らず、他社ツールとの連携もできます

審査済みのインフルエンサー30,000人・採用数は無制限・料金は月額30,000円(税別)から

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TikTok公式の仕組みで依頼する2つの方法

TikTok公式の仕組みは、クリエイターに動画の制作と投稿を依頼するTikTok Oneと、売上に応じたコミッションで商品の紹介を頼むTikTok Shopアフィリエイトの2つです。どちらもTikTokが提供する画面で、クリエイターへの依頼から支払いまでを進められます。

TikTok One(Creator Marketplace)

TikTok Oneは、TikTokがクリエイターとの共創のために提供するオールインワンのクリエイティブプラットフォームで、その中のCreator Marketplaceを、TikTokは「ブランドとクリエイターのコラボレーションを支援する公式プラットフォーム」と説明しています。2025年11月10日に公開された日本向けの公式ブログでは、TikTok Oneには10万人のクリエイターが登録し、そのうちフォロワー数が10万人を超えるクリエイターは1万人以上いると紹介しています。2026年8月19日の公式ブログでは、キャンペーンブリーフを貼り付けるとAIが候補を示す「Creator AI Search」や、TikTok認定のクリエイティブパートナーとつながる「Partner Exchange」の更新も案内しています。

依頼の流れは、TikTok for Businessのヘルプで次のように説明されています。

段階TikTok Oneでの進め方(公式ヘルプの説明)
準備プロジェクトを作るには、TikTok Oneでビジネスの認証を行う必要があります。作成・閲覧できるプロジェクトは、現在の地域に含まれる国や地域に限られます
プロジェクトの作成クリエイターマーケティングを選び、ブランドプロフィール、プロジェクトの詳細、動画の要件(アンカー・動画ガイドライン・投稿日の希望)を入力します
コラボレーションモデルクリエイターと直接進めるか、おすすめのパートナー(代理店)と進めるかを選びます。パートナーとのモデルは対応している地域で選べます
招待ダイレクト招待・一般公募・招待リンクの3つです。招待リンクはオフラインでの支払いと価格設定のみに対応します
価格交渉と支払いクリエイターは承諾の前に価格を交渉できます。支払いはTikTok One上で決済・留保され、支払いが済むまでクリエイターは制作を始められません
動画の確認プラットフォームの審査を通った動画には、最大5回まで修正を依頼できます
公開と広告化今すぐ公開か予約投稿を選べます。Spark Ads化の承認をクリエイターに依頼でき、承認されると広告マネージャーに同期して配信できます。動画の公開後に、留保されていた支払いがクリエイターに送金されます
運営
TikTok(TikTok for Business)
料金
広告主の利用料は、公式ヘルプと公式ブログに記載がありません。クリエイターへの報酬は価格交渉のうえTikTok One上で決済します
依頼の方法
ダイレクト招待・一般公募・招待リンク。地域によってはパートナー(代理店)に進行を任せるモデルも選べます
出典
広告主向けのTikTok One
プロジェクトの作成方法
公式ブログ

TikTok Shopアフィリエイト

TikTok Shopアフィリエイトは、TikTok Shopで商品を売るセラーが、クリエイターのショート動画やLIVE配信を通じて商品の販売とプロモーションを支援してもらう公式の仕組みです。TikTok Shopに商品をアップロードすると、セラーセンターのアフィリエイト・マーケティングから使えるようになります。クリエイターとのつながり方には、オープンコラボとターゲットコラボの2つがあります。

項目オープンコラボターゲットコラボ
クリエイターとのつながり方すべてのクリエイターが商品マーケットプレイスなどで商品を選び、販売を申請できます自社がクリエイターを指名して招待し、承諾したクリエイターが商品をショーケースに追加します
コミッションサインアップ時に全商品が自動で登録され、カテゴリーの標準的成果報酬率が適用されます自社が定めたコミッションを付けて招待します。両方に登録した商品は、ターゲットコラボのコミッションが提示されます
設定できる範囲と上限クリエイターがショーケースに追加できる商品を、一部に限るか全商品にするかを決められます1件の招待でクリエイターは50人まで、商品は100件までです。招待の送信は24時間で1,000件までです
公式の勧め方TikTok Shopアフィリエイトを初めて使う場合は、まずオープンコラボを試すことを勧めていますクリエイターとの関係ができてから活用する形を勧めています

手数料率は、クリエイターが商品の販売に貢献したときに商品金額に対して受け取る割合で、画面に推奨コミッション率が参考値として表示されますが、最終的な決定はセラーに委ねられています。ターゲットコラボでは無料サンプルの提供も設定できます。TikTok Shopでの売り方の設計や報酬率の考え方は、次の記事で解説しています。

参考記事:TikTok Shopのインフルエンサー活用とソーシャルコマース設計

公式の仕組みが向いている企業と注意点

TikTok Oneは、自社でクリエイターを選び、動画の確認から公開、Spark Adsでの広告配信までをTikTokの画面でまとめて進めたい企業に向いています。TikTokの商用コンテンツ公開設定のヘルプによると、TikTok Oneのプロジェクトは商用コンテンツの公開が自動で有効になるため、PRであることの表示の設定漏れも防ぎやすくなります。一方で、ビジネスの認証が必要なことや、作成できるプロジェクトが地域で限られることは、事前に確かめておく必要があります。

TikTok Shopアフィリエイトは、TikTok Shopに出店していて、売れた分に応じて払う形で紹介を増やしたい企業に向いています。出店していない企業は使えないため、まず出店の条件を確かめます。固定の報酬を上乗せしたい場合は、公式の外で合意した条件と、公式の画面での招待・コミッションの設定がずれないように記録しておくことが大切です。

プラットフォームで自社が募集・選定する5社

プラットフォームは、案件を公開してインフルエンサーから応募を集め、起用する人を自社で選ぶ依頼先で、5社のうち4社が月額定額、1社が基本無料です。何人起用しても月額が変わらない形が中心のため、複数のTikTokerに同時に依頼したい企業に向いています。

5社の公式表記

次の表は、TikTokへの対応を公式サイトで打ち出している5社を、2026年11月3日時点の公式表記で並べたものです。

サービス運営会社料金(公式表記)起用の仕方・報酬の扱いTikTokでの対応(公式表記)
Bloom株式会社ハーマンドット12ヶ月プラン 月額30,000円/6ヶ月プラン 月額40,000円/3ヶ月プラン 月額50,000円(いずれも税別・契約期間分を一括払い)。初期費用0円・採用数無制限・最低契約期間3ヶ月。現金報酬の案件は別途プラットフォーム手数料(ギフティングのみは対象外)案件の作成と起用する人の承認は自社。AIが応募への返信・初稿チェック・リマインド・インサイトの回収を代行。報酬はBloomがまとめて支払い(手数料は料金の欄のとおり)TikTokのショート動画・ライブ配信・TikTok Shopに対応。TikTok Shop連携の成果報酬型案件にも対応
トリドリマーケティング株式会社トリドリ店舗PRプラン 月額5万円(税抜)/通販PRプラン 月額6万円(税抜)。初期費用は「かかるケースもあります」(金額の記載なし)。別途インフルエンサーへPR商品の無償提供が必要募集ページに手を挙げてもらう形式で、自社が採用。報酬は原則として提供する商品のみ(オプションで報酬を設定可)「Instagram・TikTok対応」(公式サイトの説明文)
Beee株式会社ADVATEC月額5万円~(LPに税表記なし)。何人採用しても月額固定自社が採用。複数SNS・動画形式での投稿費用や、フォロワー数に応じた追加費用は発生しないと記載「Instagram・TikTokを中心に」(公式サイトの説明文)
Woomy Casting株式会社Woomy初期費用・月額費用・インフルエンサーへの報酬手数料・投稿素材の二次利用料はすべて0円。おまかせプラン 1案件につき何名採用しても5万円(税抜)、インフルエンサーへの報酬は別途実費。完全おまかせプラン 1案件8万円と別途インフルエンサー報酬(税表記なし)無料プランは自社で採用。おまかせプランでのクライアントの作業は、原則として候補者の最終確認のみと記載対応SNSにInstagram・YouTube・TikTok・X(Twitter)を記載
Find Model Circleソーシャルワイヤー株式会社初期費用0円・月額50,000円(税別)自社で案件を出し、インフルエンサーと何人とつながっても定額。インフルエンサーはeKYCで本人確認「Instagram、X、TikTokなど希望するSNSの種類」を案件ごとに設定できると記載

月額定額型と基本無料型の違い

月額定額型の4社は、起用する人数に関わらず月額が決まっています。トリドリマーケティングは「何人採用しても、月額定額制」、Beeeは「何人採用しても月額固定」、Find Model Circleは何人とつながっても定額と書いており、Bloomも採用数を無制限としています。同じ月に複数のTikTokerへ依頼するほど、1人あたりの月額の負担は下がります。インフルエンサーへの報酬は月額とは別にかかり、報酬に応じた手数料がかかるサービスもあります。

基本無料型のWoomy Castingは、初期費用・月額費用・報酬手数料・二次利用料をすべて0円とし、候補選びまで任せたい場合は1案件5万円(税抜)のおまかせプランを用意しています。依頼しない月に固定費がかからない点が、月額定額型との違いです。報酬の扱いも各社で違い、トリドリマーケティングは原則として提供する商品以外に報酬は発生しない形、Woomy Castingは報酬手数料を0円とする形、Bloomは報酬をBloomがまとめて支払う形をとっています。Bloomでは、インフルエンサーに現金の報酬を支払う案件は、月額料金とは別にプラットフォーム手数料がかかります(商品提供のみのギフティング案件は対象外)。

TikTok以外も含めたプラットフォーム17社の料金・運用の型・契約条件は、次の比較記事で整理しています。

参考記事:【2026年11月最新】インフルエンサーマーケティングプラットフォーム17社を比較|選び方と料金

プラットフォームが向いている企業

プラットフォームが向いているのは、案件の作成と応募者の選定に社内の時間を使え、複数のTikTokerに同時に依頼して、伸びた動画の傾向を確かめたい企業です。商品の提供だけで依頼するギフティングを中心にしたい企業も、月額定額や基本無料の形と相性が良くなります。

一方で、企画から投稿・報告までをすべて任せたい企業は、キャスティング会社や、各社のおまかせプランのほうが目的に合います。キャスティング会社とプラットフォームの違いは、次の記事で詳しく比べています。

参考記事:インフルエンサーキャスティングとは?会社とプラットフォームの違い

キャスティング会社・代理店に任せる6社

キャスティング会社・代理店は、担当者が候補の提案から交渉・進行までを担う依頼先で、6社のうち金額を公式サイトに載せているのはFind ModelとInfluencer Japanの2社です。ほかの4社は、目的と予算を伝えて見積もりを依頼する形です。

6社の公式表記とTikTokの実績例

次の表は、TikTokでの起用を公式サイトに明記している6社を、2026年11月3日時点の公式表記で並べたものです。なお、Influencer JapanとBloomは、どちらも株式会社ハーマンドットが運営しています。

会社(サービス)運営会社TikTokでの対応(公式表記)料金(公式表記)規模の表記
Find Modelソーシャルワイヤー株式会社「Instagram、TikTok、X(旧Twitter)、YouTubeなど主要SNSに対応可能」(FAQ)TikTokはフォロワー単価2.0円〜、二次利用(リポスト/シェア含む)は基本料の20%(いずれも同社への支払い金額・税抜)。FAQに「最低20万円よりお受けしております」登録インフルエンサー13,800人以上・支援実績19,000件以上
TORIHADA株式会社TORIHADATikTok・YouTube・Instagram等で最適なクリエイターを起用すると記載。縦型動画クリエイターのエージェント「PPP STUDIO」を有する公式サイトに金額の記載なし(問い合わせ)5,000名を超えるクリエイターネットワーク(公式サイトの表記)
サイバー・バズ株式会社サイバー・バズInstagram・X・TikTok・YouTube・LINEなどのマーケティング支援。縦型ショート動画に特化した組織「タテラボ」がインフルエンサーアサインも担う公式サイトに金額の記載なし(問い合わせ)記載を確認できず
UUUMマーケティングUUUMマーケティング株式会社「TikTokプロモーション」として、プラットフォームのトレンドを捉えたショート動画の発信を掲げる公式サイトに金額の記載なし(問い合わせ)約10,000組以上のネットワーク・累計30,000件以上の案件実績(公式サイトの表記)
THECOOTHECOO株式会社「TikTokでのタイアップ投稿、ライブ配信など」の施策を支援すると記載公式サイトに金額の記載なし(希望にあわせた企画案やキャスティングリストを提示)これまで1,500名以上のインフルエンサーを起用したプロモーションを支援(公式サイトの表記)
Influencer Japan株式会社ハーマンドットInstagram・TikTok・YouTube・Xを中心に、海外施策ではWeibo・REDにも対応最低予算10万円〜、フォロワー単価1円〜(税表記なし・契約期間が長いほど単価が下がると記載)230万アカウントのデータベース(公式サイトの表記)

実績として、TORIHADAは「味の素KK コンソメ|TikTok コンテストパッケージ」や「ボートレース多摩川|TikTok PR施策・駅サイネージ展開」を公式サイトに載せています。UUUMマーケティングも、JR東日本の「どこかにビューーン!」でTikTokを使ったクロスプロモーションを実績に挙げています。サイバー・バズは、TikTok特化型メディア「to buy」も運営しています。自社と近い商材の事例があるかを公式サイトで見ておくと、依頼後の進め方を想像しやすくなります。

キャスティング会社に依頼する前に確かめること

キャスティング会社に依頼する前は、料金の内訳、最低予算、TikTokでの実績、人選の根拠、報告の範囲の5つを、同じ質問で各社に確かめます。

確かめること質問の例公式サイトで分かること(例)
料金の内訳報酬・手数料・制作費・二次利用料は見積もりのどこに入りますかFind ModelはTikTokの二次利用を基本料の20%と表記しています
最低予算と契約の単位1回の施策から頼めますか。最低予算はいくらですかFind Modelは最低20万円より、Influencer Japanは最低予算10万円〜と表記しています
TikTokでの起用の実績自社と近い商材のTikTokの事例はありますかTORIHADAやUUUMマーケティングは、TikTokの施策を実績として公式サイトに載せています
人選の根拠候補を選んだ理由と、見ている数値は何ですかInfluencer Japanは、AIで候補を絞ったうえで専門家が確認すると記載しています
報告の範囲公開後に何の数値を、いつまでに報告してもらえますかInfluencer Japanは、リーチ・インプレッション・エンゲージメント率・CVを全件レポートで開示すると記載しています

候補を2〜3社に絞ったら、起用する人数、フォロワー数の目安、投稿の本数、二次利用の有無を同じ条件にして見積もりを取ります。前提をそろえておくと、フォロワー単価の会社と見積もりの会社の金額も比べやすくなります。

Bloomの位置づけ

Bloomは、審査済みのインフルエンサー30,000人に案件を公開して応募を集めるプラットフォーム型の依頼先で、料金は12ヶ月プランの月額30,000円(税別)からです。15の依頼先の中では、月額定額で何人でも起用できるプラットフォームに、AIによる進行の自動化、AIによるPDCAの自動化、ASPによる売上までの計測の3つを組み合わせた位置にあります。合う会社と合わない会社の両方を書きます。

Bloomの3つの機能

Bloomの機能の柱は、次の3つです。

機能内容(公式サイトの記載)TikTokの依頼での使いどころ
AIが進行を自動化応募への返信、初稿のチェック、リマインド、インサイトの回収までをAIが代行します複数のTikTokerに同時に依頼しても、連絡と確認の手間が増えにくくなります
AIがPDCAを回す過去のBloom全案件のデータをもとに、募集条件・起用する人・投稿の指示をAIが設計し、施策の結果を学習してPDCAを回します伸びた動画の傾向を、次の募集条件と投稿の指示に生かせます
ASP内蔵で売上まで計測承認したインフルエンサーごとに専用の計測リンクを自動で発行し、クリック・成果(購入・申込)・売上をインフルエンサー別に把握できます誰の動画が売上につながったかを人ごとに比べられ、成果報酬型の案件の設計にも使えます

3つの機能によって、TikTokで複数のクリエイターに同時に依頼しても、進行の手間を増やさずに、どの動画が売上につながったかを人ごとに確かめられます。成果に応じた報酬設計(成果報酬・クリック単価)も同じ画面でできるため、報酬を成果に寄せた案件も組めます。TikTokでは、ショート動画・ライブ配信・TikTok Shopの案件に対応し、TikTok Shop連携の成果報酬型案件にも対応しています。

Bloomの料金と手数料

Bloomの料金は、12ヶ月プランが月額30,000円、6ヶ月プランが月額40,000円、3ヶ月プランが月額50,000円で、いずれも税別です。契約期間分を一括で支払い、初期費用は0円です。採用数は無制限で、投稿写真・動画の二次利用は無料です。最低契約期間は3ヶ月で、以降は同じ期間ごとの自動更新となり、解約はいつでもでき、次回更新日まで利用できます。

インフルエンサーへの報酬はBloomがまとめて支払うため、インフルエンサーごとの個別の契約や振込は不要です。インフルエンサーに現金の報酬を支払う案件は、月額料金とは別にプラットフォーム手数料がかかります(商品提供のみのギフティング案件は対象外)。手数料は月末締め・翌月末払いです。成果報酬やクリック単価の報酬、TikTok Shop連携の成果報酬型案件も、現金の報酬を支払う案件のため手数料の対象になります。料金の詳細はBloomの料金表をご覧ください。

Bloomが合う会社と合わない会社

Bloomが合うのは、次のような会社です。

こんな会社Bloomでできること(公式サイトの記載をもとに)
TikTokで複数のクリエイターに継続して依頼したい採用数は無制限で、何人起用しても月額は変わりません。案件を公開すると審査済みの30,000人から応募が集まり、AIがマッチ度の高い順に並べます
商品提供(ギフティング)中心で人数を増やしたいギフティングだけの案件も出せ、発送管理から投稿確認までBloomの画面で進められます。商品提供のみのギフティング案件は、プラットフォーム手数料の対象外です
TikTokから売上まで人ごとに測りたい案件に計測リンク先のURLを設定すると、承認したインフルエンサーごとに専用の計測リンクが自動で発行され、クリック・成果(購入・申込)・売上を人ごとに把握できます。TikTok Shop連携の成果報酬型案件にも対応しています
担当者1人で回したい応募への返信・初稿と投稿のチェック・リマインド・インサイトの回収をAIが代行し、判断が要るものだけが担当者に回ります。公式サイトでは、運営会社自身のキャスティング事業で運用にかかる人手がおよそ5人分から1人分になった例を紹介しています

一方で、Bloomが合わない企業もあります。企画から投稿まですべてを任せたい企業には、Find ModelやTORIHADAのようなキャスティング会社のほうが目的に合います。Bloomでは、案件の作成と起用する人の承認を自社で行うためです。1案件だけ単発で試したい企業にとっては、最低契約期間が3ヶ月で、3ヶ月プランでも3ヶ月分150,000円(税別)を一括で支払う条件が負担になります。TikTok上のアカウントを広く検索・分析することだけが目的の企業や、TikTokの画面で起用から広告化までを完結させたい企業には、検索・分析ツールやTikTok Oneが向いています。また、Bloom経由で知り合ったインフルエンサーと、Bloomを介さずに直接契約することは利用規約で禁止しているため、起用後に本人との直接の取引へ移りたい企業にも向きません。

始め方は、会社情報を入力して審査を受け、商品ページのURLからAIが下書きした案件の条件を確かめて公開し、応募とAIのおすすめから起用する人を選ぶ流れです。審査の結果は1週間以内にメールで届きます(混雑状況により前後する場合があります)。Bloomは無料で新規登録でき、機能・料金・導入の流れはサービス資料(無料・登録不要)で確かめられます。

クラウドソーシングと本人への直接依頼

クラウドソーシングと本人への直接連絡は、仲介の担当者を入れずに個人のTikTokerと条件を決める依頼の仕方で、費用を抑えやすい代わりに、選定から契約・支払い・投稿の確認までを自社で行います。依頼する人数が少なく、社内に進行の経験がある場合の選択肢です。

クラウドワークス・ランサーズで依頼する

クラウドワークスとランサーズには、TikTokerやTikTokのインフルエンサーPRに仕事を頼むための発注ページがあります。どちらも、個人や事業者がTikTokに関する仕事を受ける場で、インフルエンサーのPRだけでなく、動画の制作やアカウントの運用代行を頼める出品も並んでいます。

項目クラウドワークスランサーズ
運営会社株式会社クラウドワークスランサーズ株式会社
TikTokの依頼の入口TikTokerに仕事を依頼・外注・代行するページインフルエンサーマーケティング(TikTok)のカテゴリ
公式の表記「発注手数料無料」「TikTokerのプロが1,000名以上登録」(ページの説明文)依頼は無料(オプション利用を除く)で、費用が発生するのは仕事が完了した場合のみと案内
頼める内容の例ショート動画の企画・制作、出演、アカウント運用代行などTikTokのインフルエンサーPRや、PR依頼のDM・投稿確認の代行を請け負う出品があります
出典TikTokerの発注ページインフルエンサーマーケティング(TikTok)

クラウドソーシングで依頼するときは、出品者や応募者のTikTokアカウントを開き、フォロワー数だけでなく直近の動画の再生数やコメントの内容、過去のPR投稿の表記を確かめます。PRの投稿を頼むのか、動画の制作だけを頼むのかを募集の段階で分けて書くと、合わない応募を減らせます。

DMやメールで本人に直接依頼する

本人に直接依頼するときは、プロフィールに書かれたビジネス用の連絡先から連絡し、1通目で相手が判断できる情報をそろえて伝えます。TikTokerは多くの依頼を受けていることがあるため、一斉送信の定型文より、相手の投稿に触れた個別の文面のほうが返事をもらいやすくなります。

1通目で伝えること書き方の例
自社と商品会社名、商品名、商品ページのURL
依頼したい理由相手の投稿のどこが商品と合うと考えたか
投稿の形式ショート動画かLIVE配信か、本数、投稿してほしい時期
報酬の形固定の報酬、商品の提供、売上に応じたコミッションのどれか(金額は相談でも可)
表記と権利PR表記と商用コンテンツ公開設定のお願い、二次利用や広告化の希望の有無
次の段取り条件を書面で送ること、返信の期限、連絡先

所属事務所がある場合は窓口を確かめる

プロフィールに事務所の窓口が書かれている場合は、本人ではなく事務所に連絡します。本人と事務所の両方に別々の条件を送ると、報酬や投稿内容について違う話が進むおそれがあります。返事をもらったら、どこまで合意できたかを書き残してから次へ進んでください。

依頼文の構成や、そのまま使える例文は、次の記事にまとめています。

参考記事:インフルエンサーへの依頼文面の書き方とテンプレート例文

個人に依頼するときの契約と支払い

個人のTikTokerに業務として依頼する場合は、フリーランス法(フリーランス・事業者間取引適正化等法)の対象になることがあります。公正取引委員会のフリーランス法特設サイトは、フリーランスに業務委託をした場合、直ちに書面または電磁的方法(メールやSNSのメッセージなど)で取引条件を明示する義務があり、明示する事項は給付の内容・報酬の額・支払期日など9つあると説明しています。

報酬を払わず商品の提供だけで依頼する場合でも、投稿の本数と時期、PR表記、二次利用の範囲は書面に残しておくと安心です。請求書のやりとりや振込を自社で担う手間を減らしたい場合は、報酬の支払いを運営会社がまとめて行うプラットフォームを使う方法もあります。発注者の義務と実務の流れは、次の記事で詳しく解説しています。

参考記事:フリーランス法の発注者義務とインフルエンサー発注の実務

目的・予算・社内体制から依頼先を選ぶ方法

依頼先は、施策の目的と、社内で使える担当者の時間の2つで決めるのが基本です。目的で型を絞り、予算の形と社内の工数で候補を2〜3社に絞り込みます。

目的別の依頼先

次の表は、目的ごとに向いている依頼先の型と、2026年11月3日時点の公式表記で候補になるサービスをまとめたものです。

目的向いている依頼先の型候補(2026年11月3日時点の公式表記)契約前に確かめること
TikTok Shopで売上に連動した紹介を増やしたいTikTok公式、プラットフォームTikTok Shopアフィリエイト、Bloom(TikTok Shop連携の成果報酬型案件に対応)Bloom:現金報酬の案件は別途プラットフォーム手数料(ギフティングのみは対象外)手数料率、無料サンプルの条件、固定報酬の有無
複数のTikTokerに同時に頼んで、伸びる動画を見つけたいプラットフォームBloom、トリドリマーケティング、Beee、Find Model Circle、Woomy Casting月額か1案件ごとか、報酬や手数料が利用料と別にかかるか
企画から投稿・報告まで任せたいキャスティング会社・代理店Find Model、TORIHADA、サイバー・バズ、UUUMマーケティング、THECOO、Influencer Japan最低予算、見積もりの内訳、報告の範囲
TikTok上で起用から広告配信までまとめたいTikTok公式TikTok Oneビジネスの認証、支払いの流れ、Spark Adsの承認
まず少人数を低い予算で試したいクラウドソーシング、本人への直接連絡クラウドワークス、ランサーズ、DM取引条件の明示、PR表記、投稿の確認方法
海外のクリエイターも起用したいキャスティング会社・代理店、プラットフォームInfluencer Japan(海外施策はWeibo・REDにも対応)、Bloom(画面は4ヶ国語に切り替え・チャットは自動翻訳)対応する国と言語、報酬の支払い方法

予算と社内の工数で絞る

目的が決まったら、毎月の費用を一定にしたいのか、依頼する月だけ払いたいのか、売れた分だけ払いたいのかで型を絞ります。担当者の時間が取れるかどうかも、同じくらい大きな分かれ目です。

社内の体制払い方の希望向いている依頼先公式表記の例
案件の作成と選定に時間を使える毎月の費用を一定にしたいプラットフォーム(月額定額)Bloom 月額30,000円(税別)〜+現金報酬の案件は別途プラットフォーム手数料(ギフティングのみは対象外)、トリドリマーケティング 月額5万円(税抜)〜、Beee 月額5万円~、Find Model Circle 月額50,000円(税別)
案件の作成と選定に時間を使える依頼する月だけ払いたい基本無料のプラットフォーム、クラウドソーシングWoomy Casting 0円(おまかせプランは1案件5万円(税抜))、クラウドワークス「発注手数料無料」
担当者の時間が取れない1回の施策ごとに任せたいキャスティング会社・代理店Find Model 最低20万円より、Influencer Japan 最低予算10万円〜、ほかは見積もり
TikTok Shopに出店している売れた分だけ払いたいTikTok Shopアフィリエイトコミッション率はセラーが決める

料金は「総額」と「社内の作業」で比べる

月額定額・1案件ごと・フォロワー単価・コミッションは、そのままでは比べられません。起用する人数、投稿の本数、依頼する期間を同じ前提にして総額を出し、あわせて社内に残る作業の量を比べると、自社に合う依頼先が見えてきます。インフルエンサーへの報酬が利用料と別にかかるかどうかも、必ず確かめてください。

依頼する前に決めておく項目

どの依頼先を選ぶ場合も、次の6つを決めてから依頼すると、見積もりと人選がぶれにくくなります。

決めておく項目決める内容依頼先に伝える理由
目的と指標認知・来店・販売のどれか。再生数、視聴完了率、プロフィールへの遷移、売上のどれを見るか人選と投稿の指示が目的で変わるためです
届けたい相手年代・性別・関心のあるジャンルフォロワー層が合う人を選ぶためです
予算と報酬の形総額の上限と、固定報酬・商品提供・コミッションのどれで払うか依頼先の型と人数が決まるためです
投稿の形式ショート動画かLIVE配信か、本数、尺、投稿の時期引き受けられる人と見積もりが変わるためです
権利と広告化二次利用の範囲と期間、Spark Adsで広告にするか追加の料金や承認の手続きが要るためです
表記と確認の手順PR表記、商用コンテンツ公開設定、投稿前に何を確認するか公開後の差し戻しやトラブルを防ぐためです

依頼から公開までの7つのステップや、依頼時に伝える9つの項目は、TikTokインフルエンサーマーケティングの完全ガイドにまとめています。

参考記事:TikTokインフルエンサーマーケティング完全ガイド【費用と進め方】

TikTokでPRを依頼するときのルールと権利

TikTokでPRを依頼するときは、景品表示法のステマ規制に沿ったPR表記と、TikTokの商用コンテンツ公開設定の2つが、どの依頼先を使っても必要です。あわせて、投稿を広告や自社サイトで使う二次利用の条件も、依頼の段階で決めておきます。

ステマ規制とPR表記

消費者庁のステルスマーケティングの告知によると、令和5年(2023年)10月1日から、ステルスマーケティングは景品表示法違反となりました。企業が依頼して内容に関わった投稿は企業の広告として扱われることがあるため、広告であることが一般消費者に分かる表記にする必要があります。TikTokの動画では、キャプションの分かりやすい位置に「PR」や「広告」と入れ、ハッシュタグの末尾に埋もれないようにします。

表記の具体的な書き方や、依頼する側が確認しておくことは、次の記事で詳しく解説しています。

参考記事:ステマ規制とは?景表法対応と#PR表記の実務ガイド

TikTokの商用コンテンツ公開設定

TikTokのヘルプ「商用コンテンツ公開設定について(広告主向け)」(2025年9月更新)は、ブランド・商品・サービスの宣伝用のコンテンツを投稿するときは商用コンテンツ公開設定を有効にする必要があると説明しています。設定を有効にして有償パートナーシップのラベルが付いても、コンテンツを推奨するシステムには影響しないとTikTokは書いています。

反対に、ブランドコンテンツを含む可能性のある動画が適切に設定されていない場合は、アプリからシステム通知が送られ、受け取ってから24時間以内に対応しないと、おすすめフィードに相応しくないコンテンツとみなされて配信が制限されます。TikTok Oneのプロジェクトでは、この設定が自動的に有効になります。TikTok Oneの外で依頼する場合は、クリエイターに設定を有効にしてもらうことを依頼の条件に入れておきます。

二次利用とSpark Adsの承認

投稿された動画を広告や自社サイトで使う二次利用は、本人の承諾と、使う範囲と期間の取り決めが必要です。Find Modelの料金表では、TikTokの二次利用(リポスト・シェアを含む)は基本料の20%(税抜)で、二次利用は本人の承諾によると書かれています。Bloomは投稿写真・動画の二次利用を無料としています。

クリエイターの投稿をSpark Adsとして配信するには、本人の承認が必要です。TikTok Oneでは、公開の準備ができた動画についてSpark Ads化の承認をクリエイターに依頼でき、承認されると広告マネージャーに同期して配信できます。

確かめること内容出典
PR表記対価を払って依頼した投稿は、広告であることが一般消費者に分かる表記にします消費者庁のステルスマーケティングの告知
商用コンテンツ公開設定ブランド・商品・サービスの宣伝用のコンテンツを投稿するときに有効にします。TikTok Oneのプロジェクトでは自動で有効になります商用コンテンツ公開設定について(広告主向け)
二次利用投稿を広告や自社サイトで使う範囲と期間を、本人の承諾のうえで決めますFind Modelの料金(二次利用)
Spark Adsの承認クリエイターの投稿を広告として配信するには、本人の承認が必要ですTikTok Oneのプロジェクトの作成方法

肖像権や著作権の考え方と、二次利用の範囲の決め方は、次の記事で解説しています。

参考記事:インフルエンサー投稿の肖像権・著作権対応と二次利用の範囲

本メディアは、審査制インフルエンサー30,000人のマッチングプラットフォーム『Bloom』(株式会社ハーマンドット)が運営しています。