部屋探しの入口は、ポータルサイトの検索だけではなくなりました。とくに20代前半の一人暮らし層では、住みたい街の名前で動画を検索し、実際の部屋の様子を見てから物件を探し始める行動が定着しています。この変化を捉えて、自社の物件をインフルエンサーに紹介してもらう賃貸仲介会社が増えていますが、再生数は伸びたのに内見予約が入らなかったという声も同じくらい聞きます。原因のほとんどは、商圏とフォロワーの居住地域が合っていないか、投稿から予約までの導線が用意されていないかのどちらかです。この記事では、賃貸・不動産仲介がインフルエンサー起用で内見予約を増やすために、商圏に合う発信者の選び方、ルームツアーの構成、宅建業法と広告表示の注意点、そして反響の計測方法までを実務の順序でまとめました。

この記事の要点

  • 賃貸仲介のインフルエンサー起用は、フォロワー数ではなく商圏との重なりで成否が決まります。フォロワーが全国に散っている人気アカウントは内見予約につながりません。
  • 物件単体を紹介する動画は成約と同時に価値がなくなります。エリアや暮らし方を主題にして物件を例として見せる構成にすると、資産として残り続けます。
  • SNS投稿であっても宅建業法の広告規制は適用されます。取引態様の明示、おとり広告の禁止、誇大広告の禁止はいずれも守る必要があります。
  • 1〜3月の繁忙期に成果を出したいなら、着手は10〜11月です。繁忙期に入ってからでは空室も発信者の予定も確保できません。
  • 効果測定は計測リンクだけでは足りません。予約フォームと来店時の「どこで知りましたか」、そして店舗名の指名検索数を並べて判断してください。

賃貸仲介でインフルエンサー起用が成立する条件

賃貸仲介のインフルエンサー起用は、商圏内に住む・住みたいと考えている人にどれだけ届くかで成果が決まります。賃貸仲介におけるインフルエンサー活用とは、部屋探しをしている層に向けて、物件やエリアの実際の様子を第三者の視点で見せてもらい、自社への問い合わせと内見予約につなげる施策です。全国に届く必要はなく、むしろ商圏の外に届いた分はコストの無駄になります。この点が、通販商材のインフルエンサー施策と決定的に違うところです。

ポータルサイトでは伝わらないものを補う

賃貸仲介の集客はポータルサイトへの掲載が中心です。ポータルでは、間取り図、写真、賃料、駅からの距離といった条件が整理されて並びます。ここで伝わらないのが、実際に立ったときの部屋の広さの感じ方、日当たりの変化、周辺の音、駅からの道のりの雰囲気です。動画で見せられるのはまさにこの部分であり、条件の比較だけでは決めきれない人の背中を押します。

つまりインフルエンサー起用は、ポータルの代替ではなく補完です。ポータル掲載を止めて置き換えるものではなく、ポータルで見つけた人が最後に決める材料を用意する施策、あるいはポータルを見る前の段階で自社を認知してもらう施策として位置づけてください。

成立しにくいケース

いくつかの条件では、この施策は成立しにくくなります。第1に、商圏が極端に狭く、対象となる人口そのものが少ない場合です。第2に、扱う物件が高額で、対象者が限られる場合です。第3に、撮影できる空室が確保できない場合です。空室が出た瞬間に決まっていく人気物件ばかりを扱っていると、撮影して編集して投稿するまでの間に成約してしまいます。

条件成立しやすい成立しにくい
商圏の人口大学・企業が集まる単身者の多いエリア人口が少なく転入が限られるエリア
主な取扱物件単身・カップル向けの中価格帯高額な高級賃貸・法人契約中心
空室の状況継続的に撮影できる空室があります空室が出てすぐ埋まります
ターゲット年齢18〜34歳が中心です50代以上が中心です
差別化要素デザイナーズ・ペット可など特徴があります周辺と条件がほぼ同じです
撮影の可否オーナーの許可が取れます撮影許可の取得が難しくなります

店舗集客としての位置づけ

賃貸仲介は来店を伴う店舗型のビジネスですので、施策の考え方は飲食店や美容室の集客に近くなります。商圏の外に届いても意味がないという制約、来店予約という明確な成果地点があるという点が共通しています。店舗型ビジネス全般での設計の考え方は飲食店・店舗集客のインフルエンサー活用ガイドにまとめていますので、基本の型から確認したい場合はあわせてご覧ください。

商圏に合う発信者の選び方

選定の第一基準は、フォロワーの居住地域が商圏と重なっているかどうかです。フォロワー数、再生数、編集の上手さはすべてこの後に来ます。商圏外のフォロワーが9割を占めるアカウントに依頼すれば、再生数がいくら伸びても内見予約はほとんど発生しません。

確認すべき3つの数字

第1に、フォロワーの居住地域の構成です。InstagramやTikTokのインサイトでは、上位の都市が確認できます。依頼前にこの画面を共有してもらってください。第2に、年齢構成です。賃貸の主要な検討層である18歳から34歳がどれだけ含まれているかを見ます。第3に、直近の投稿の保存数です。部屋探しの文脈では、いいねより保存のほうが検討行動を表します。

フォロワー属性の読み方と一致率の考え方はインフルエンサーのフォロワー属性分析と一致率の見方で扱っています。表示されている都市名がそのまま商圏と一致するとは限りませんので、隣接エリアからの転入がどれくらいあるかという実務感覚とあわせて判断してください。

起用する発信者のタイプ

タイプ特徴向く用途注意点
地域密着型の生活系その街の飲食店や暮らしを発信していますエリアの魅力訴求と認知づくり物件紹介の経験が少ないことがあります
ルームツアー特化型内装や間取りの見せ方に慣れています物件そのものの訴求フォロワーが全国に散りがちです
一人暮らし・インテリア系暮らし方の提案が得意です入居後のイメージづくり物件の条件面の説明が弱くなります
大学生・新社会人層フォロワーが同世代に集中しています学生向け物件の繁忙期訴求撮影・編集の品質にばらつきがあります
自社スタッフの発信免許と知識があり継続できます長期の資産づくり立ち上がりに時間がかかります

実務では、地域密着型でエリアの認知を作り、ルームツアー特化型で物件の魅力を見せるという組み合わせが機能します。1人に全部を求めるより、役割を分けて複数人に依頼するほうが結果が安定します。

マイクロ・ナノ層を厚く使う

商圏が限られる以上、フォロワー数の多さは必ずしも有利になりません。フォロワー3,000人でもその街に住む人が中心のアカウントのほうが、10万人の全国アカウントより内見予約を生みます。予算を1人に集中させるより、商圏内の複数のアカウントに分散するほうが到達の質が上がります。この規模帯の使い方はマイクロインフルエンサー活用の完全ガイドと費用感にまとめています。

内見につながるルームツアーの構成

内見予約を生むルームツアーには、冒頭3秒での引きつけ、部屋の広さが分かる撮り方、そして生活の想像を促す情報の3つが揃っています。きれいに撮れているだけの動画は、見られはしても行動を生みません。

冒頭3秒で何を見せるか

短尺動画では最初の3秒で離脱するかどうかが決まります。ここに置くべきは、その物件のもっとも強い一点です。賃料が周辺相場より安いならその数字、独立洗面台や広いバルコニーなど設備が強みならその映像、駅からの近さが売りならその事実を先に見せます。物件名や会社名から始める構成は、ほぼ確実に離脱されます。

広さと動線が伝わる撮り方

写真では伝わらず動画でしか伝わらないのが、部屋の広さの実感と生活動線です。玄関から入って各部屋を回る一続きの動きで撮ると、間取り図と実際の空間が頭の中でつながります。あわせて、身長が分かる人物が立った状態を1カット入れると、天井高や収納の大きさが直感的に伝わります。窓を開けて外の景色と音を見せるのも、写真では代替できない情報です。

見せる要素撮り方内見予約への効き方
部屋の広さ入口から奥まで一続きで移動して撮ります間取り図では分からない実感が伝わります
収納の量扉を開けて中を映し、人と並べます荷物が入るかという不安を解消します
日当たり時間帯を明記して窓側から撮ります写真の明るさへの不信感を打ち消します
水回り設備の型番や機能が分かるように寄ります条件検索で外せない項目を確認できます
周辺環境駅から物件までを歩いて撮ります徒歩分数だけでは分からない道の様子が伝わります
音と匂いの手がかり窓を開けた状態、幹線道路との距離を見せます内見時のがっかりを事前に減らせます

短尺と長尺の使い分け

リールやTikTokの短尺は、興味を持ってもらう入口として機能します。60秒以内に強みを凝縮し、詳しくはプロフィールから、という導線にします。YouTubeの長尺は、じっくり比較したい層に向いており、複数物件を並べて解説する形が向きます。短尺で母数を作り、長尺で検討を深めてもらうという役割分担が扱いやすい構成です。短尺の設計の詳細はリール・ショート動画のインフルエンサー施策設計で扱っています。

物件が決まっても価値が残る企画の作り方

物件単体を主題にした動画は、成約と同時に価値を失います。これを避ける方法は、主題を物件からエリアや暮らし方へずらし、物件を具体例として見せることです。同じ撮影素材でも、切り口を変えるだけで残る期間がまったく変わります。

主題をずらす3つの型

第1は、エリア型です。「◯◯駅で一人暮らしするならこのあたり」という構成で、街の様子と実際の物件を組み合わせます。その物件が決まっても、エリア情報としての価値は残ります。第2は、条件型です。「家賃8万円台で独立洗面台つき」といった条件を主題にし、複数物件を並べます。第3は、暮らし方型です。「在宅勤務がしやすい間取り」「猫と暮らせる部屋の条件」のように、生活のテーマから入ります。

掲載終了物件の扱い

成約した物件の動画を放置すると、問い合わせが来たときに案内できず、対応の手間だけが増えます。さらに、募集していない物件を掲載し続けることは、おとり広告として問題になり得ます。運用としては、成約時にキャプションや概要欄へ募集終了の追記を行い、必要に応じて投稿を非表示にするルールを、依頼時点で合意しておいてください。

成約済み物件の掲載が招くリスク

すでに成約した物件を掲載し続けたり、実際には案内する意思のない好条件の物件で問い合わせを集めたりする行為は、おとり広告に該当し得ます。宅地建物取引業者の広告として行わせている以上、投稿がインフルエンサーのアカウントに載っていても責任は依頼した事業者に及びます。動画は投稿後も残り続けますので、成約時に誰がどの手順で追記・非表示にするのかを、契約書と依頼書の双方に明記してください。

二次利用で自社資産にする

撮影した動画を自社アカウントやポータルの物件ページでも使えるようにしておくと、1回の制作費で複数の面をまかなえます。契約時に、使用できる媒体、期間、編集の可否を明記して許諾を取っておいてください。あわせて広告配信にも使う可能性があるなら、その旨も含めて合意します。二次利用の考え方はUGCマーケティングの活用法と二次利用の進め方で整理しています。

宅建業法と広告表示で外せない注意点

SNS投稿であっても、宅地建物取引業者の広告として行わせる以上、宅建業法の広告規制が適用されます。取引態様の明示、誇大広告の禁止、おとり広告の禁止は、媒体を問わず守る必要があります。ここを外すと、集客の成果以前に行政指導の対象になります。

投稿に含める必要がある情報

物件を特定して紹介する場合、取引態様、つまり自社が貸主なのか、代理なのか、媒介なのかの表示が必要です。あわせて、賃料、管理費、敷金・礼金、面積、所在地、最寄駅からの所要時間といった基本情報を、実際の条件と一致させて示します。動画内の字幕だけでは見落とされますので、キャプションや概要欄にもテキストで記載する運用が安全です。

避けるべき表現

問題になる行為具体例対応
おとり広告成約済み物件を掲載し続けます成約時に追記・非表示にする運用を決めます
誇大広告「絶対にお得」「地域で一番安い」と断定します根拠のない最上級表現を使いません
取引態様の不記載物件紹介に態様の表示がありませんキャプションに必ず明記します
徒歩分数の誤り実際と異なる分数を表示します80mを1分として計算した数値を使います
広告表記の欠落報酬を払った投稿にPR表記がありません表記位置と文言を指定して配布します
プライバシーの侵害隣室や近隣住民が映り込みます撮影前に映してよい範囲を合意します

ステマ規制への対応

報酬を払って紹介してもらう以上、その投稿は広告に該当し、景品表示法上のステルスマーケティング規制の対象になります。物件を提供したり、撮影に協力したりする形であっても、事業者が表示内容の決定に関与していれば同様です。表記のルールは事業者側が用意して配布し、掲載後に実際の表記を確認するところまでを運用に組み込んでください。詳細はステマ規制とは?景表法対応と#PR表記の実務ガイドで解説しています。

撮影時の実務的な確認事項

撮影の前に、オーナーまたは管理会社から撮影と公開の許可を得ておく必要があります。あわせて、共用部分の撮影可否、他の入居者の生活音や表札が映らないようにする配慮、近隣物件が特定される映像の扱いを確認します。トラブルの多くは、許可の範囲を曖昧にしたまま撮影を始めたことに起因します。書面で範囲を確定させてから撮影に入ってください。

投稿から内見予約までの導線設計

投稿を見た人が内見予約に至るには、投稿から予約完了までのステップが3つ以内に収まっている必要があります。プロフィールに飛んで、サイトを開いて、物件を探し直して、フォームを埋めるという4段階以上の導線では、途中で離脱します。

受け皿の作り方

推奨するのは、投稿ごとに専用のランディングページまたは問い合わせ先を用意する形です。動画で紹介した物件がすぐ見つかる状態にし、その場で予約日時を選べるようにします。汎用の物件検索ページに飛ばすと、視聴者は自分で探し直すことになり、そこで大半が離脱します。

賃貸仲介では、フォームより先にDMやLINEでの問い合わせを選ぶ層が一定数います。とくに20代前半では、電話やフォームより会話形式のほうが心理的な負担が小さくなります。DMとLINEの受付窓口を用意し、営業時間外の初期対応を自動応答でカバーしておくと、取りこぼしが減ります。

導線ごとの特徴

導線離脱しにくさ向く相手運用の負荷
専用ページの予約フォーム高くなります物件を決めている人ページ制作が必要です
LINE公式アカウント高くなりますまだ相談段階の人応答体制が必要です
InstagramのDM中程度です投稿を見た直後の人返信の速さが求められます
電話番号低くなりますすぐ動きたい人受電体制が必要です
汎用の物件検索ページ低くなります比較したい人追加の制作は不要です

初動の速さが成約を分ける

賃貸の問い合わせは、複数社に同時に送られていることが前提です。返信が翌営業日になれば、その間に他社で内見が決まります。DMやLINEでの問い合わせに対しては、営業時間内は30分以内、時間外は翌朝一番の返信を目標にしてください。投稿が伸びる時間帯は夜であることが多いため、夜間に届いた問い合わせの扱いを決めておくことが、この施策の成否を左右します。

繁忙期から逆算した年間スケジュール

賃貸仲介の年間サイクルを踏まえると、1月から3月の繁忙期に成果を出すための着手時期は10月から11月です。撮影できる空室の確保、発信者の選定と契約、撮影と編集、投稿の分散配置まで含めると2〜3か月かかります。

月別の動き方

時期市況やること
4〜5月繁忙期明けで動きが落ち着きます前期の反響を集計し、起用先を評価します
6〜8月閑散期で空室が確保しやすくなりますエリア型・条件型の資産コンテンツを撮り溜めます
9月秋の異動需要が出ます撮り溜めた素材を配信し、反応を実測します
10〜11月繁忙期の準備期間です発信者の選定・契約・撮影計画を確定します
12月検討が始まりますエリア型の投稿を先行させて認知を作ります
1〜3月繁忙期で問い合わせが集中します物件個別の投稿を分散配置し、初動対応を厚くします

閑散期に撮り溜める意味

6月から8月は空室が確保しやすく、撮影の調整も進めやすい時期です。この時期にエリア型・条件型の資産コンテンツを作っておくと、繁忙期に検索されたときに見つかる状態を作れます。繁忙期に入ってから撮影を始めると、空室の回転が速くて撮影対象が定まらず、発信者側の予定も埋まっています。

季節性のある商材で逆算してスケジュールを組む考え方はインフルエンサーの季節キャンペーン設計と逆算スケジュールにまとめていますので、年間計画を作る際にあわせてご覧ください。

投稿の配置を分散させる

繁忙期に投稿を集中させると、その週は目立ちますが、翌週以降は流れて見えなくなります。1月から3月の12週間にわたって、週2〜3本のペースで配置するほうが、検討期間の長い部屋探しには合います。複数の発信者に依頼する場合も、同じ週に固めず日を散らしてください。

売買仲介・投資物件での考え方の違い

売買仲介と投資用物件では、賃貸と同じ設計は機能しません。検討期間が長く、意思決定に関わる人が増え、単価も桁が変わるためです。求められるのは、勢いではなく信頼と情報量です。

売買仲介での違い

売買では、内見予約が直接のゴールになりにくく、資料請求や無料相談の申込が中間の成果地点になります。訴求も、物件そのものより、住宅ローン、学区、資産価値の推移といった判断材料に寄ります。エンタメ性の高い動画より、丁寧な解説型のコンテンツが機能します。起用相手も、生活系の発信者より、住宅購入の経験談を発信している人や、有資格の実務家が適します。

投資用物件での注意

投資用物件は、利回りや将来の家賃といった数字を扱うため、表現に対する規制がより厳しくなります。断定的な利回りの提示や、将来の値上がりを保証するような表現は避けなければなりません。金融商品に近い性質を持つ商材の広告表現全般については金融・保険のインフルエンサーマーケティングと広告規制対応の実務で扱っていますので、投資訴求を検討する場合は事前にご確認ください。

住宅・リフォームとの棲み分け

新築住宅やリフォーム、インテリアの領域は、検討期間がさらに長く、施策の組み立ても変わります。同じ「住まい」でも、賃貸仲介とは求められる情報も成果地点も異なりますので、設計を流用しないでください。長期検討商材でのKPIの置き方は住宅・インテリア業界のインフルエンサー活用と長期検討商材のKPI設計にまとめています。

反響の計測と継続判断

賃貸仲介では、計測リンクの数字だけを見ていると効果を過小評価します。動画を見た人が、その場ではなく後日、ポータルサイトや店舗名の検索で流入してくることが多いためです。3つの経路を並べて判断してください。

並べて見る3つの指標

第1に、投稿ごとの計測リンク経由の予約数です。人ごと・投稿ごとにリンクを分けておけば正確に取れます。第2に、予約フォームと来店時ヒアリングでの「どこで知りましたか」の回答です。SNSを見たという回答がどれだけ増えたかを、施策の前後で比較します。第3に、店舗名や社名の指名検索数の推移です。認知が広がっていれば、ここが先に動きます。

指標取得方法見るタイミング
計測リンク経由の予約数投稿ごとの専用リンク投稿から2週間
「どこで知りましたか」の回答予約フォーム・来店ヒアリング月次
店舗名の指名検索数検索コンソール・検索広告の指標月次
投稿の保存数各SNSのインサイト投稿から1週間
プロフィール遷移数各SNSのインサイト投稿から1週間
来店からの成約率自社の顧客管理四半期

成約1件あたりのコストで判断する

最終的な判断は、投稿経由の成約1件あたりにいくらかかったかで行います。賃貸仲介の手数料収入から見て許容できる水準に収まっているかを確認してください。内見予約数だけを見ていると、来店しても成約しない層を大量に集める施策が高評価になってしまいます。効果測定の全体像はインフルエンサー施策の効果測定の方法と計測ツールで扱っています。

継続の判断は最低2シーズン

1回の投稿や1シーズンの結果だけで継続の可否を決めると、判断を誤ります。相手選びの精度が上がるのは2回目以降であり、エリア型の資産コンテンツは積み上がるまで時間がかかるためです。少なくとも閑散期の撮り溜めと繁忙期の配信を1周させ、2シーズン目の数字と比較したうえで判断することをおすすめします。

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